2024年2月27日16:46
ファミリーマートは、聴覚や言語に障がいのある方や高齢者などの買い物をサポートすることを目的に、2024年2月27日より、ファミマのアプリ「ファミペイ」に買い物サポート機能を追加した。同機能は2023年4月から全国のファミリーマート約1万6,300店に導入しているコミュニケーション支援ツール(ボード)と連動し、利用者の使いやすさの向上につなげるという。
2023年4月に、聴覚や言語に障がいのある方や高齢者が希望する商品や要望について、指をさしてもらうことでうかがえる「コミュニケーション支援ツール」を全国のファミリーマートに導入した。支援ツールの導入後「このツールを使いたいことをどのように伝えたらよいのかわからない」との声をもらったことを受け、このほど、聴覚に障がいのある社員の声などを参考にし、「ファミペイ」の中にコミュニケーション支援ツールを使用したい旨を伝える“耳マーク”ボタンを追加し、利用者とストアスタッフが素早くコミュニケーション支援ツールを活用した会話ができるようにしたそうだ。
利用者は「ファミペイ」の「お買い物サポート機能」をONにすることで、コミュニケーション支援ツールの提供をストアスタッフに求める画面の提示が可能となる。
ファミリーマートは、当事者の意見をもらう機会として、NPO法人 川崎市ろう者協会(神奈川県川崎市)と買い物の利便性に関する情報交換の機会を設け、今後も買い物の際にサポートを必要とする人へのさらなる取り組みを進めていくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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