2011年5月9日14:50
ソリマチとジェーシービー(JCB)は、2011年5月9日から、JCB法人カード会員の経理処理効率化を目的に、JCB法人カードの利用明細をソリマチの会計ソフトに仕訳データとして取り込むサービス「JCB法人カードIB連携オプション」の提供を開始すると発表した。
JCB法人カードで利用した取引は、JCBが提供する会員専用WEBサービス「MyJCB」からCSV形式の利用明細データとしてダウンロードすることができるが、同サービスの「摘要科目辞書」機能を利用することにより、利用明細データについて自動的に仕訳処理を行い、ソリマチの会計ソフトへ取り込むことが可能となる。顧客は、JCB法人カードで利用した取引を会計ソフトに取り込む際、会計ソフトへの入力や取引ごとの仕訳処理を行う必要がなくなり、大幅な作業の軽減を実現できるという。なお、「摘要科目辞書」機能は、取引データを取り込む際に行った勘定科目の対応付けの内容を登録することで、次回以降は同じ取引の科目の対応付け作業が不要になる機能である。
ソリマチは、2008年11月から、銀行や信用金庫と連携し、各金融機関の取引明細を仕訳伝票データとして取り込む同様のサービスを無償で提供しているが、クレジットカード会社との連携はJCBが初となる。同サービスは、JCB法人カードを利用する企業だけでなく、会計事務所の作業軽減にもつながるという。