2024年3月25日15:10
日本コカ・コーラは、サスティナビリティーの取り組みの一環として、高齢者や障がいのある人にも、より便利にコカ・コーラの自動販売機を利用してもらえるよう、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」のアクセシビリティ機能を拡充した新バージョンを公開した。アプリ操作画面の視覚情報だけでなく、スマートフォンのバイブレーションの触覚情報や、音声読み上げなどの聴覚情報を活用できるようにしたもので、最新の「Coke ON」に更新することで、全国48万台の「Coke ON」対応自動販売機で利用可能だ。また、今回発表するスマートフォンアプリの機能を使用して、自動販売機を探しドリンク購入をアシストする一連の仕組みを導入するのは、国内初となるそうだ。
同アップデートは、「Coke ON」の継続的なユニバーサルデザイン対応の一環であり、2018年にスタートした、自動販販売機の高いところにあるボタンに手を伸ばさなくても、手元のスマートフォン操作だけでキャッシュレスでドリンクが買える「Coke ON Pay」、2023年12月に導入した、文字の大きな「クイックメニュー」、スマートフォンのバイブ振動と連動した「近くの自販機を探し、接続する」機能に続き、今回公開したバージョンでは、アプリ内の文字や操作ボタンのサイズを拡大した。さらに、2024年4月下旬には、音声によって自動販売機内の製品を選択できる機能の追加を予定しており、これらのすべての機能は、スマートフォン本体の音声読み上げ機能と組み合わせることもでき、高齢者、車いす利用者、障がいのある人などが自動販売機のアクセシビリティを改善することができるという。
また、アクセシビリティ改善の取り組みの一環として、「Coke ON」では、ミライロ提供のデジタル障害者手帳「ミライロID」との連携を2024年4月8日より開始する。「Coke ON」から、「ミライロID」の認証を行うことにより、「Coke ON 障がい者割引」の対象となり、ドリンク購入時に手にできる「Coke ON」スタンプがいつでも2倍になるほか、サブスクリプションサービス「Coke ON Pass」の割引などの特典を利用できるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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