福島県と県下5市が都市OS稼働、県モデルのデータ連携目指す(アクセンチュア)

2024年5月8日17:32

アクセンチュアは、同社が開発したスマートシティのデータ連携基盤(都市OS)が、県下5市の協力のもと、福島県で新たに稼働が開始されたと発表した。福島県はアクセンチュアの都市OSを導入し、県下の5市はこれを共同利用する。そのため、5市は、独自に都市OSの導入、運用や保守をすることなく、市民のニーズに合わせた迅速なスマートシティサービスの提供やデータ連携が可能になるという。今年度、県内の他市町村へのさらなる展開も予定されており、県モデルのデータ連携がさらに加速する見込みだ。

福島県民は今後、都市OS上に構築されたコミュニケーションポータル「ふくしまポータル」から行政手続のオンライン申請やデジタル防災サービスなどへのアクセスが可能になる。さらに自身の年齢や、居住地、興味関心情報などを登録すると、今夏以降、若者世代向けへの移住支援に関する情報や防災イベントに関する通知など、登録者に関連性の高い情報が自治体から公開された際に自動で配信される予定だ。

都道府県版データ連携基盤の目指す姿(アクセンチュア)

会津若松市では29種のデータが都市OSに接続

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