2024年5月21日10:18
カイカフィナンシャルホールディングスは、TOPPANとWeb3領域におけるNFTの活用で連携を開始し、NFTを活用したサービス/プロダクトの共同開発を推進してきたが、具体的な取り組みとして、NFCタグを活用したNFT配布の技術を使いTOPPANの利用者にWeb3サービスを提供すると発表した。
カイカフィナンシャルホールディングスは、NFT販売所である「Zaif INO」を運営している。「Zaif INO」では、NFCの技術を活用し、暗号資産やメタマスクに代表されるWeb3ウォレットを所有していなくてもNFTを受け渡しできるサービスを提供しており、NFTのマスアダプション化に向けたNFTの活用方法を提案している。
今回のTOPPANとの取り組みも、NFCタグの機能を使い、Web3ウォレットを所有していなくてもユーザーがスマホをかざすだけでNFTを保有できるサービスとなるそうだ。例えば、タレントやアニメ等のグッズなどにNFCタグを付け、スマホをかざすだけで、グッズに即したNFTを保有できるようになる。
このように、NFCの技術を使い、NFTを活用できることが今回の取り組みの新しい挑戦であり、NFTを活用したマーケティングの可能性を広げられるとみている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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