2011年5月19日11:15
リード エグジビション ジャパンは2011年5月11日から13日まで、東京ビックサイトで日本最大のIT展「JAPAN IT WEEK 2011 春」を開催した。
今回が初開催となったスマートフォン&モバイルEXPOには話題のスマートフォンを活用した決済ソリューションも登場した。
ロイヤルゲートはBluetoothに対応しているAndroidやiOSスマートフォン・タブレットであれば、手持ちのスマートフォンをクレジットカード決済端末として使うことができる「PAYGATE」サービスを紹介した。同社では、最新の暗号化技術とオリジナルのbluetoothリーダを開発。「AES」の暗号化技術により、クレジットカード情報は、スマートフォン側では一切復号化せず、アプリケーション側では前方6桁と後方4桁のカード番号しか扱わないという。
また、モバイルソリューションのシステム開発業務を行うアスタリスク、カードリーダ搭載モバイルプリンタを提供するスター精密のブースでは、決済代行事業者のゼウスと連携したスマートフォン用決済アプリケーション「Pit Pay」を紹介した。スター精密のカードリーダ搭載モバイルプリンタ「SM-S200」にスマートフォンからbluetoothで通信。カードデータの強固な暗号化や、通信時におけるセキュリティ対応をプリンタ本体で実現することにより、リアルの加盟店でスマートフォン決済が可能となる。
なお、「PAYGATE」と「Pit Pay」については、ペイメントナビ(payment navi)で後日、紹介する予定だ。
一方、併設するWeb&モバイル マーケティングEXPOには、GMOペイメントゲートウェイ、スマートリンクネットワーク、テレコムクレジットといったクレジットカードなどの決済代行事業者が出展し、クレジットカードの決済ソリューションの紹介を積極的に行っていた。また、ペイパル・ジャパンは世界190カ国で利用できるオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」をPR。ネットプロテクションは導入社数1万社を超えるコンビニ後払いの決済サービスである「NP後払い」を紹介した。
レピカは、同社が提供するギフト・プリペイド・ポイントシステム、子会社のアララが展開するAR(Augmented Reality/拡張現実)を活用したスマートフォンアプリである「ARAPPLI」などをPRした。