2024年7月9日16:17
三岐鉄道は、2025年3月にJR西日本のICOCAシステムを三岐鉄道北勢線(西桑名駅~阿下喜駅)に導入する予定であると発表した。交通系ICカード全国相互利用サービスおよびICOCAでのIC定期券サービスの提供により、顧客の利便性向上を図るという。なお、三岐鉄道三岐線(近鉄富田駅~西藤原駅)には導入しないという。
利用者は、乗車時と降車時に、チャージされたICOCAを各駅に設置するIC改札機にタッチすると、乗車区間の運賃が自動的に精算され、支払いが可能だ。
また、ICOCA定期券サービスは、三岐鉄道北勢線の定期券ときっぷの機能をあわせ持ったカードだ。定期券区間内では、乗車時と降車時に各駅に設置するIC改札機にタッチすれば利用できる。また、チャージしておくことで定期区間外への乗り越し運賃の精算も可能だ。さらに、北勢線のICOCA定期券と近畿日本鉄道などの鉄道定期券を1枚のICOCAで利用できるという(三岐鉄道北勢線と近畿日本鉄道等の定期券は、各社それぞれで購入する必要がある)。
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ペイメントナビ編集部
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