2024年8月5日14:44
エメラダは、ジャフコ グループが運営する投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施した。なお、今回の増資によりエメラダのシード以降の累計調達額は約19億円となる。
エメラダは、テクノロジーによって金融システムをアップグレード・オープン化し、より豊かな金融経済を実現するために、金融機関の顧客向け統合プラットフォーム「エメラダ・キャッシュマネージャー」を中心に、金融機関向け与信Copilot AI「エメラダ・アナリティクス」、金融機関向けBaaS(Banking as a Service)促進クラウド「エメラダ・スマートバンク・アシスタント」、BtoBキャッシュコンバージョンサイクル(CCC)改善決済サービス「エメラダ・ペイメント」(2024年リリース予定)などを開発・運営している。
エメラダは、地域金融機関をハブとして「取引先サプライチェーンのDX」、「金融業務のDX」を普及し、BaaSによる金融カスタマーエクスペリエンス(CX)の向上を通じて金融機関と取引先の商流全体におけるリバンドル、富の再分配機会の最大化を目指しているそうだ。
これまでエメラダは、金融機関の顧客向け統合プラットフォーム「エメラダ・キャッシュマネージャー」を中心に、80近くの金融機関との提携を進めてきた。金融機関との提携をさらに深掘りし、新たな金融体験を創造するために、今回の資金を活用するという。信用保証協会連合会と協調した保証付き融資の電子化をはじめとする「エメラダ・スマートバンク・アシスタント」における地域金融機関のオンラインレンディング・データレンディングの推進を通じて与信aaSを提供するための開発、BtoB決済における新たなキャッシュコンバージョンサイクル(CCC)の改善手段として、金融機関として初めてのBuy Now Pay Laterの体験を実現する「エメラダ・ペイメント」を通じて与信+決済aaSを提供するための開発を行うという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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