2024年9月26日7:20
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、同社の共通QRコード決済ソリューション「Cloud Pay(クラウドペイ)」が、決済プラットフォームである「Square」(スクエア、運営会社:米国Block, Inc.)に採用されたと発表した。 これにより、日本国内の「Square」加盟店において、PayPay、au PAY、d払い、楽天ペイ、メルペイ、Alipay+、WeChat PayのQRコード決済が可能となった。Squareでは、国内の主要な決済サービスに加え、中国をはじめとしたアジア地域からのインバウンド需要にも対応する。
日本におけるキャッシュレス決済に占めるQRなどのコード決済の比率は5.6%(2021年)から8.6%(2023年)と拡大し、2022年以降クレジットカード・デビットカード決済に次ぐシェアを占めている。 このような背景から、決済サービスの拡充は、エンドユーザー購買体験向上に加え、事業者の売上拡大や運営コストの低減にもつながると捉え、今回の両社協業に至った。
なお、DGFTが提供する「Cloud Pay(クラウドペイ)」は、 1つのQRコードを準備するだけで複数のコード決済サービスが利用できる、QRコード決済のバンドルサービスとなる。エンドユーザーは支払いする決済アプリを起動しQRコードを読み取ると支払いが可能となり、さまざまなQRコード決済サービスの契約、精算、管理を一元管理できる。
ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域95万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は5.3兆円を超えます(2023年3月末現在)。事業者のキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援するとともに、加盟店やエンドユーザーである消費者へ、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。