2025年4月16日8:42
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT) は、同社の端末レスキャッシュレス決済サービス「Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)」に関して全国の不動産業者の約3割が加盟する、公益社団法人全日本不動産協会(以下、全日)と提携し、全国3万5,000社超の全日会員企業向けに「ラビーPay Powered by Cloud Pay Neo」としてサービス提供を開始すると発表した。

これにより、不動産賃貸契約に関連する初期費用・家賃・更新料や、不動産売買契約の頭金の支払いに、決済専用端末を用いることなく、クレジットカードとPayPayでの決済が可能となる。
不動産会社では、口座振替依頼書の管理や請求データの作成などの事務負担の削減や、退去時費用の回収漏れや滞納リスクなど労務・金銭面での負担削減、またエンドユーザー側では、払い忘れの防止や振り込みの手間削減といった、利便性向上や事業者の業務負担軽減を目的としたサービスの展開が喫緊の課題として求められているそうだ。このような背景のもと、全日とDGFTは賃貸契約におけるキャッシュレス化に向けて「Cloud Pay Neo」のOEM提供に関して、提携した。
「ラビーPay Powered by Cloud Pay Neo」は、全日の会員企業向けに提供される端末不要のキャッシュレス決済サービスだ。不動産賃貸契約における初期費用や退去時費用をエンドユーザーのスマートフォンでQRコードを読み込むと、支払い画面が立ち上がり、クレジットカードやPayPayでの決済が可能だ。またB2B、B2C問わず不動産売買契約の頭金に、クレジットカードでの決済が可能だという。
決済端末が不要なため、オフィスや物件案内の現場などエンドユーザーのスマートフォンで場所を問わずキャッシュレス決済が可能だ。