2025年7月4日9:06
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、暁電機製作所が製造する小型自動精算機/券売機「ARUNAS AES-CUT」と、同社のO2O決済サービス「Cloud Pay レジ(クラウドペイレジ)」の連携に向け取り組みを開始したと発表した。

近年、中小事業者(SME)を含む幅広い業種でキャッシュレスの導入が進むとともに、接客を非対面で行う「オンライン接客ソリューション」の活用や省人運営への関心が高まるなど、業種を問わず業務の効率化・省人化を目指す動きが加速している。
一方で、現金決済ニーズの高い業種も一定以上存在し、キャッシュレスと現金の両立に悩む事業者は少なくないそうだ。
今回の連携により、利用者は自身のスマートフォンで、店頭やオンライン画面上等に表示された「Cloud Pay レジ」のQRコードを読み取り、「キャッシュレス」または「現金」から支払い方法を選択できる。キャッシュレス決済はすべて利用者のスマートフォン上で完結し、専用の決済端末やレジを介す必要がない。現金を選択した場合も、「ARUNAS AES-CUT」で精算機による現金決済が可能だ。
また、現金決済の場合も含め、決済データを「Cloud Pay レジ」上で一元管理できるため、従来は可視化が難しかった利用動向などのデータ利活用も可能となる。
ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域95万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は5.3兆円を超えます(2023年3月末現在)。事業者のキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援するとともに、加盟店やエンドユーザーである消費者へ、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。