2024年11月14日7:40
Visaカードとアプリを活用したポイント型の福利厚生プラットフォーム「miive(ミーブ)」を提供するmiiveは、DNX Ventures、明治安田未来共創ファンド(運営者:グローバル・ブレイン)、kubell、セブン銀行などの複数の新規投資家と、既存株主を引受先とした第三者割当増資、および金融機関からの借入(融資枠を含む)による約4.5億円の資金調達を実施した。さらなる事業成長に向け、「miive」のプロダクト拡充と拡販を強化する。
同社は、Visaカードとアプリを活用した全国・全世界で利用可能なポイント型の新しい福利厚生プラットフォーム「miive」を提供している。2022年のサービス本提供開始以来、数百社以上の顧客が利用している。導入企業における従業員の月次利用率は90%を超えている。
今回調達した資金は、主に人材採用とプロダクト拡充に投資し、さらなる成長を加速させるという。また、今後は中小企業に強い顧客基盤を持つkubellとの連携でさらなる事業成長を目指すとともに、セブン銀行グループのインフラおよびセブン&アイ・ホールディングスのグループ会社とのシナジーや、明治安田生命の国内シェア1位の団体保険事業との連携も視野に入れいるという。
さらに、近年の物価上昇に伴い、従業員の実質所得が減少する中、企業が従業員の生活支援や待遇改善に迫られている状況を踏まえ、従業員の金銭的負担に貢献するサービス「miiveクーポン」を来春に展開予定など、顧客価値と事業機会のさらなる拡大を図っていくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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