2024年12月20日16:26
デジタルガレージ(DG)は、りそなホールディングス(りそなHD)との共同運営により、医療業界に最適化したオンライン決済サービス「CurePort」(キュアポート)の提供を2024年12月19日に開始した。これはデジタルガレージとりそなHDの資本業務提携に基づく取り組みだという。
なお、りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行は同日から、みなと銀行は2025年1月以降に同サービスの取り扱いを開始する予定だ。
「CurePort」は、医療機関で利用できるオンライン決済サービスだ。医療機関は、「CurePort」を導入することで、キャッシュレス決済を導入でき、患者は専用アプリに診察券番号とクレジットカード番号等の決済情報を登録することで、診療後の支払いを迅速かつスムーズに行うことが可能となる。
同サービスは、診療当日の受付から会計までオンラインで管理可能なプラットフォームを患者と医療機関に提供する。従来の受診の流れから、会計のフェーズを分離し、患者の帰宅後に決済を実行することで、待ち時間の短縮による患者の満足度向上や医療機関の業務効率化を実現するという。
同サービスは、専用の決済端末が不要で、低コストかつ迅速な導入が可能だという。また、医療機関で使用するシステムとの連携が可能であり、システムをより円滑に活用できる環境を提供する。現在、PHCホールディングス傘下のウィーメックスが提供する診療所向け医事一体型電子カルテシステム「Medicom-HRf Hybrid Cloud」および「WebORCAクラウド版」(日本医師会ORCA管理機構株式会社提供の日医標準レセプトソフト)に対応しており、今後、連携先の順次拡張を予定している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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