イオンが「iAEON」アプリで「AEON Pay」と「WAON」を統合する背景、手のひら静脈認証を展開する理由は?

2025年3月21日8:30

2025年3月3日~6日まで開催された「リテールテックJAPAN2025」では、イオンとユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が共同で出展した。イオンが目指すDXと、その実現に向けた具体的な取り組みについて紹介した。また、USMHは、独自のデジタルブランド「ignica(イグニカ)」の製品・サービスを紹介していた。中でも注目を集めたのは、「iAEON」アプリにおいて、スマートフォン決済「AEON Pay」と電子マネー「WAON」を切り替えて利用可能にする構想だ。また、手のひら認証技術を用いた決済サービスのデモも実施した。

「カード払い」と「チャージ払い」を切り替えて利用する。イオンはご当地WAONをはじめ愛着を持って使われており、その良さを生かしつつ、決済サービスの統合を図るという
手のひら認証技術のデモを実施。認証率の高さが採用のポイントの1つだった

AEON PayとWAON切り替え、バリュー移行可能に
手のひら認証技術は来年度順次展開

2025年1月末時点で「iAEON」アプリのダウンロード数は約1,300 万で、MAU(Monthly Active Users)は40%強となる。「iAEON」アプリにはスマホ決済「AEON Pay」や「WAON POINT」、クーポン配信、電子レシートなどの機能が搭載されている。同社では、2025 年度に3,000 万ダウンロードの目標を掲げており、将来的には主要なコード決済と同規模のスマホ決済に育てていきたいとしている。

例えば、電子レシートは1,800万枚が発行されているが、4割強がイオンカードと紐づけ可能な「AEON Pay」、3 割弱が「WAON」、1 割弱が「イオンカード」で決済するなど、キャッシュレスとの親和性も高い。「iAEON」アプリでは、スマホ決済「AEON Pay」の利用を推奨しており、電子レシートの普及に伴い、利用が高まっている。

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