2011年7月9日9:00
紆余曲折を経て、ついに米デビットカードの最終規制内容が発表された。
デビットのインターチェンジに上限規制をかけるというのが今回の目的だが、当初12セントといわれていた上限は、21セント+5ベーシスポイントになった。
従来デビットの平均インターチェンジ手数料は43セントだったから、その約半分になった。それでも12セントと比較すると約2倍になったのだから、大手カード発行会社はホッとしているにちがいない。
不正防止手数料は暫定ながら1セントとなっている。これはまだ決定したわけではない。パブリックコメントを9月30日まで受付けた後、決定される。
デビットカードのインターチェンジ規制は2011年10月1日からはじまる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。