2025年8月7日8:25
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、給与前払いサービス「即給 byGMO」を、ジャガーノートが提供する警備業向けDXソリューションプラットフォーム「KOMAINU(コマイヌ)」にAPI連携し、2025年8月5日より「KOMAINU」を導入する企業への本格提供を開始すると発表した。
「KOMAINU」は、警備業のバックオフィス業務を一元管理できるオールインワンプラットフォームだ。今回の連携により「KOMAINU」を導入する企業は、担当者のデータ登録業務の負担なく、警備員をはじめとする従業員へ向けて給与の前払いサービスを提供することができるという。GMO-PGはジャガーノートとのシステム面・営業面の連携を通じて、人材確保に課題を持つ警備会社に対し「即給 byGMO」を提供し、採用力・定着率の向上を支援するという。
なお、「即給 byGMO」では、警備会社を対象とした月額手数料0円キャンペーンを2025年9月30日まで実施している。
昨今、少子高齢化による労働力人口の減少により、人材確保を課題とする企業が増えている。警備業界においてもその傾向は顕著であり、2024年の有効求人倍率(パート含む常用)は、警備員が該当する保安の職業で6.48倍(全職業1.14倍)と特に高い水準にあるそうだ。
一方、働き方や企業の雇用の在り方が多様化するなか、給与の受け取り方にも柔軟性が求められている。従業員のニーズに沿ったタイミングで給与支払いを行うことは、企業の人材確保に向けた有効な取り組みの1つだという。GMO-PGでは、こうしたニーズに応えるべく、三井住友銀行と提携して給与前払いサービス「即給 byGMO」を2021年7月より提供し、企業の柔軟な給与支払いを支援してきた。
今回ジャガーノートが提供する「KOMAINU」と「即給 byGMO」がAPI連携したことにより、「KOMAINU」を導入する警備会社は、担当者のデータ登録業務など給与前払いに関する人的工数を割くことなく、警備員をはじめとする従業員に対し、従業員のニーズに沿ったタイミングでの給与支払いを実現することが可能となる。