2025年9月1日8:00
あと払いサービス「ペイディ」を提供するPaidyは、2025年8月26日にプレスセミナーを開催し、分割手数料0%の最大36回払いが可能な「ペイディあと払いプランApple専用」の魅力について解説した。また、Apple製品ファンを対象にした購買行動に関する調査結果やユーザーデータの紹介、知られざるメリットについても紹介している。現在、分割手数料無料の後分割払いは、競合が参入しているが、同社の差別化のポイントについても説明してもらった。
成長する世界のBNPL
「めんどくさい」をなくすことを目指す
BNPLは近年、支払い手段として注目されている。Research and Marketsの「Buy Now Pay Later Global Business Report 2025」によると、2025年のグローバル市場規模は約5601億米ドルに到達の見込みであり、昨年比で13.7%増となっている。また、2025年~2030年の年平均は約0.2%、2030年の市場規模は約9,118億米ドルになるという。
ペイディ コンシューマー PR スペシャリスト 佐藤真朋氏は、BNPL成長の背景として、「スマホだけで買い物ができる利便性」「分割手数料無料の分割払いが使える」「スマホで自身の利用状況をわかりやすく管理できる」という3点を挙げた。
Paidyは「めんどくさい」を買い物から取り除き、すべての人が楽しく買い物ができる環境を提供することを目指している。ペイディはスマホで完結するあと払い(BNPL)だ。ペイディアプリは累計2,000万がダウンロードされており、同社は「BNPLのリーディングカンパニー」(佐々木氏)であると自負している。
携帯電話番号とメールアドレスで利用可能
本人確認で「3・6・12回あと払い」も
ペイディは、携帯電話とメールアドレスのみで利用可能だ。翌月27日までに支払える一括あと払いに加えて、本人確認をすることで分割手数料0%の「3・6・12回あと払い」が利用可能な「ペイディプラス」を提供している。また、分割手数料0%で最大36回の分割あと払いでApple製品を購入できる「ペイディあと払いプランApple専用」も提供している。
ペイディはめんどくさいを省くために、シンプルな決済フローを提供しているそうだ。煩雑な手続きなく使えるスピードと分かりやすさが強みだという。利用者はアプリでペイディを選択し、決済時に必要なのはメールアドレス、携帯電話番号、4桁の認証コードとなっている。支払い方法は銀行振り込み、口座振替、コンビニ支払いの3つから選択可能だ。また、あとから分割払いに変更したり、すぐに支払いたい人には即時の支払いも提供している。
審査に関しては、割賦販売法に則って、無理のない限度額を設定することに重きを置いているという。社会において責任のあるサービス設計や運用を行うことを意識しているそうだ。
70万サイトで日常的に利用可能
決済のスタンダードを目指す
現在、ペイディは、ECモール、ファッション、ビューティ、家電、デジタルコンテンツ、食品など、70万以上のサイトで利用可能だ。Paidy VP of Experience 佐々木 圭氏は「暮らしの中で日常的にお使いいただける決済手段を目指しています」と話す。同社は「決済のスタンダードになる」(佐々木氏)という目標を掲げているそうだ。
「ペイディあと払いプランApple専用」の2つのメリット
後分割に競合参入の中、ペイディの強みとは?
Appleと連携して提供する「ペイディあと払いプランApple専用」は、Apple製品の購入に特化した支払い方法だ。Apple専用の特別な利用可能額が設定され、iPhoneやMac、アクセサリなどが購入できる。2021年のサービス開始以来、530万以上のApple製品で利用可能だ。一度登録すれば、Apple Storeオンラインや近くのApple Storeで利用でき、審査は最短60秒で完了する。最大36回払いで、分割手数料0%、事務手数料が不要で利用できる。
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