2025年9月24日8:42
ダイナースクラブカードを発行する三井住友トラストクラブとニュー・オータニは、2025年9月22日、提携カードのニューオータニクラブ ダイナースカードの上位カード「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」を2026年5月に発行すると発表した。新カードは2026年5月から発行を開始する予定だ(デザインは後日発表予定)。

近年、日本に外資系ラグジュアリーホテルが続々と参入している。円安とコロナ禍からの解放で世界的な旅行ニーズが高まる中、富裕層の顧客は、より快適で、より上質なホテルステイを求めているそうだ。
クレジットカード業界に目を転じると、各社がプラチナカード・プレミアムカードといった上位層カードの開発やサービス拡充に力を入れており、ユーザー側もハイクラスカードを求める人が増加している。この背景には、カードに対して決済機能だけではなく、高い年会費を支払っても、特別な体験やサービスを享受したいというニーズの高まりがあるという。このような概況を踏まえ、両社は提携カードの新商品を開発するに至った。
カードデザインは、ダイナースクラブ プレミアムカードのブランドカラーである黒を基調とし、鋭意制作中だという。
日本のホテルで初の本格会員組織として1964年に発足したメンバーズクラブ「ニューオータニクラブ」とダイナースクラブが提携カードを発行して30年となる。ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード独自のサービスに加え、ダイナースクラブ プレミアムカードの機能・サービス、ホテルニューオータニのサービスも付帯する。
ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード独自のサービスとして、「エグゼクティブハウス 禅」フリーステイ(1泊分/年)がある。「フォーブス・トラベルガイド」の格付け評価で6年連続5つ星を獲得しているホテルニューオータニ(東京)内の“ホテル・イン・ホテル”である「エグゼクティブハウス 禅」の、スタンダードダブル/ツイン(36平方メートル )のフリーステイを提供する。
また、ホテルニューオータニ(東京・大阪・幕張)3ホテルの宿泊を事前予約すると、部屋をワンランクアップグレードする。
ダイナースクラブ プレミアムカードの主な機能・サービスとして、24時間年中無休のコンシェルジュサービス、直営の銀座プレミアムラウンジおよび大阪梅田プレミアムラウンジの利用、名門ゴルフ場の予約代行およびプレー代金半額サービス、換算率の高いポイントプログラムとなる。
ホテルニューオータニのサービスがとして、国内グループホテルでの宿泊、直営レストラン・バーの利用時にボーナスポイント付与、ニューオータニクラブ ダイナースカード会員向けポイント交換賞品「SELECT COUPON」がある。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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