2011年8月20日9:00
カードのトランザクションを分析し、電子利用明細に最適のキャッシュバック特典を提示するというサービスで急成長しているカードリティックス(Cardlytics)が、E-mailマーケティングのアクティブパス(ActivePath)と提携した。
アクティブパスのソリューションはE-mailをコミュニケーションチャネルであり、販売チャネルであり、マーケティングチャネルとして使うというもの。
普通のE-mailではなく、Javaスクリプトやフラッシュなどを活用したリッチコンテンツを提供。金融機関と顧客が双方向のトランザクションをできるようにした。
カード利用明細をE-mailで通知するのではなく、E-mailで送付する。ただし、アクセスにはパスワードが必要。わざわざE-mailからWebに飛ぶという煩わしさがない。
E-mailでカード利用明細を送付し、そこにトランザクション駆動リウォーズが提示されていれば、カード利用は促進される。カードリティックスはそれを狙っている。
Web技術の革新で、顧客とのコミュニケーション品質をあげながら、低コストで提供することができるようになっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。