2014年11月11日9:00
カード情報を活用したマーケティングを推進するカードリティックス(Cardlytics)がシリーズFファンディングで7,000万ドル調達した。調達額は合計で1.7億ドルになる。
カードリティックスは2008年、キャピタルワンからスピンアウトした創業者2人によって設立されたベンチャー。キャピタルワンはデータベースマーケティングで成長した銀行だ。
現在取引がある銀行は約400行。収益モデルはカード情報を活用した広告がベースになっている。広告をみて、実際にカードを使えば、利用マーチャントから広告料をもらう。
収益は銀行と折半。2014年は大手銀行への収益還元額が2,000万ドルから2,500万ドルになる予定だ。カードリティックスは第4四半期には黒字を確保できるという。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。