2026年5月25日7:00
旅行サービスプロバイダーのTrip.com Groupは、Visaと戦略的コラボレーションに関する基本合意書(MoU)を締結した。

同取り組みにより、Visaのグローバル決済ネットワークとTrip.com Groupの広範なエコシステムを活用し、アジア太平洋地域の消費者に対して、より豊かな旅行体験を提供していく。旅行者は、パーソナライズされたレコメンド機能を通じて理想の旅行先を見つけたり、お得な特典にアクセスしたり、旅先でシームレスな決済体験を享受できるようになるそうだ。
また、Trip.com Groupは、Visaが展開する体験型グローバルプログラム「Visa Destinations」のグローバル・アンカーパートナーにも就任する。同プログラムは、カード会員に対して、文化やローカルインサイトをもとに厳選された旅行体験を提供するもので、旅行者が”自分にとって本当に大切なこと“を軸に旅を計画できるよう支援するという。
アンカーパートナーとして、Trip.com Groupは「Visa Destinations」を自社エコシステムへ統合し、幅広い消費者層に向けた魅力的な旅行特典や、パーソナライズされたオファー・ベネフィットを提供していく。さらに、VisaとTrip.com Groupは、対象市場において共同マーケティングやプロモーション施策も展開する。
加えて、両社はアジア太平洋地域で急成長するセグメント向けに、さらなる協業も検討している。Trip.com Groupのユーザーが、Visaのスポーツ・音楽・ライフスタイル分野におけるグローバルパートナーシップを活用したプレミアム特典にアクセスできる新たな方法を模索するほか、Visa Infiniteカード会員向けには、Trip.com Groupの限定特典も提供予定だ。また両社は、地域をまたぐ旅行需要のさらなる拡大に向けて、緊密に連携していく。
今回の取り組みは、旅行需要の回復とデジタル化の進展が続くアジア太平洋地域の旅行市場を背景に実現した。Visaの「Global Travel Intentions(GTI)2026」調査によると、回答者の約4人に3人(72%)が、今後数カ月以内にアジア域内旅行を予定しており、そのうち4人に1人が日本への旅行を計画している。
また、アジア太平洋地域の旅行者にとってデジタル決済は当たり前となっており、73%が旅行時にクレジットカードまたはモバイルウォレットを利用している。さらに、92%が最近の旅行計画・情報収集をオンラインで行っており、49%は旅行先やアイデア探しにAIツールを活用しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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