2026年6月1日8:03
日立製作所(日立)は、トークン化預金を活用し、企業間取引における受発注から決済、会計まで一連の業務プロセスを自動化する実証実験に成功したと発表した。同実証実験では、これまで多くの手作業が発生していた経理・財務部門の業務負荷の大幅な軽減と、将来的な完全自動化への可能性を確認したそうだ。

同実証実験において、日立は、ブロックチェーン技術を生かし、これらの業務プロセスを統合する共通基盤「インボイスチェーン」の主要機能を開発、提供した。同基盤は、トークン化預金DCJPYによる決済処理と流通BMSを用いた商品の受発注処理をブロックチェーン上で連携させる。これにより、企業間取引における商流と金流をワンストップで実行することで、取引処理の迅速化・自動化や注文内容と決済情報の不整合を防ぐ信頼性の高い取引を可能にする。
なお、同実証実験は、ディーカレットDCPが事務局を務めるデジタル通貨フォーラムのインボイスチェーン分科会の参加企業を中心に本実証実験の趣旨に賛同する企業9社が共同で実施したもの。
今後、日立は、同実証実験で得られた知見を生かし、AIエージェントが人に代わって調達や決済を行う社会を見据えた信頼性の高いデジタル基盤を提供する。
同実証実験の参加企業(五十音順) は、イオンスマートテクノロジー、池田泉州銀行、花王グループカスタマーマーケティング、サイバーリンクス、ツルハホールディングス、ディーカレットDCP、日立製作所、富士通、ミロク情報サービスとなる。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。














