シャトレーゼが描くグローバル基準の店舗体験、Adyenとの連携で各店舗の決済環境を統一(NRF 2026 APAC)

Facebook
X

2026年6月8日8:07

シャトレーゼのシンガポール事業会社であるCHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTDは、Adyenの決済プラットフォームを採用した。アジア最大級の小売り向け展示会・カンファレンスである「NRF 2026 APAC(Retail's Big Show Asia Pacific)」において、SHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTD, 取締役の松岡 正将氏とAdyen Japan(アディエン ジャパン) 営業統括本部本部長 佐野匠氏が「『Exhibitor Big Ideas:急成長を阻む『決済の壁』をどう乗り越えるか―シャトレーゼが描く“グローバル基準”の店舗体験」と題したセッションを行った。

SHATERAISE (SINGAPORE) PTE LTD, 取締役の松岡 正将氏(右)とAdyen Japan(アディエン ジャパン) 営業統括本部本部長 佐野匠氏

Adyenは年間約257兆円の決済処理金額 シャトレーゼはシンガポールで37店舗展開

Adyenはオランダのアムステルダムを本社とする、決済のプラットフォーム企業だ。佐野氏は、年間約257兆円という決済処理金額は、日本でのキャッシュレス決済が年間約160兆円ほどであるため、さらに大きな規模の決済を処理しているとした。この金額を世界中で処理しており、膨大な決済データを持っていることを強みとして挙げた。

シャトレーゼの本社は山梨県甲府市ある。創業1954年で、今年72周年目を迎えた。シャトレーゼグループとして菓子事業に加え、福岡の老舗であるさかえ屋、亀屋万年堂、ワイナ リー、リゾート、ゴルフ場などの事業を行っている。シャトレーゼグループ共通の経営方針は、「プレミアム品質の商品・サービスを、手の届く価格でひとりでも多くのお客さまにお楽しみいただくこと。」だ。この方針をグループ全体でしっかりと持ち、一人一 人の顧客へ幸せを届けるという方針を社員一人ひとりが日々実践している。

店舗は、日本国内に約895店舗ある。沖縄県以外の全都道府県を網羅している。また、グローバルではシンガポールを含めた7カ国で163店舗を展開しており、シンガポールが最も多く37店舗ある。シンガポールには2015年から展開しており、2026年4月で11年目を迎えた。また、インドネシアはこれから力を入れていく事業であり、今春インドネシアにて第2工場の起工式を行った。

無人店舗から全店舗への展開につながる 決済導入期間が従来の10日間から3日に

フランチャイズビジネスがメインの会社だが、決済事業の課題として、これまでのパッケージでは、各フランチャイズが各々で銀行や決済会社と話をして手続きをしなければいけなかったという。松岡氏は「その結果、今シンガポールで加盟している7オーナーが、それぞれの決済方法を持つため、販売データが本部で管理できなかったり、セキュリティ、支払い手数料もすべてバラバラでした。また、お客さまにとっても不都合なことが多く、この店舗では支払いができるのに、別の店舗ではできなかったという課題がありました」と話す。

当初、Adyenはシンガポールの南洋理工大学構内にある無人店舗1店舗で導入されていたが、その実績とリレーションを背景に、今回同国内で展開している残り36店舗への導入が決まった。

「NRF 2026 APAC(Retail's Big Show Asia Pacific)」のAdyenブース
「S1F4」のデモ

同社では、2026年2月からアプリ連携型の無人店舗でAydenの決済を採用。顧客が専用のアプリをダウンロードし、クレジットカード情報などを紐づけると、携帯アプリから二次元コードが発行される。そのコードをゲートにかざすと、ゲートが開き、店舗の中に入ることができる。店舗内にレジはないが、利用者が商品を棚から取ると、棚にあるウェイトシステム、さらに、天井のCCTVによって、「この方がこの商品を取りました」という情報がシステムの中に入る。顧客はそのままゲートを出ると精算が完了する流れだ。

今回のAdyenとの契約により、今後シンガポールでフランチャイズ加盟店を開業する際には開業時点からAdyenの決済プラットフォームを利用できるようになる。また、新規店舗の決済導入期間が従来の10日間から3日に短縮される。店舗では、決済端末「S1F2」による顧客識別技術を活用することで、顧客がカードをかざすだけで、スムーズな識別と購買履歴の紐付けが可能になるそうだ。また、店舗での販売だけでなく、URLのリンクを送ることで、電話注文のような販売への決済にも対応する。

データの統一化で顧客体験向上へ 購買動向可視化で接客やプロモーションに生かす

このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。

すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。

関連記事

クレジットカードのおすすめランキング
調査・クリエイティブなどで豊富な実績

ペイメントニュース最新情報

機会損失を最小化へ。国内唯一のダイレクト接続、50種以上の決済手段で承認率と顧客体験を最大化(SP.LINKS)
クレジットカード不正をはじめとした不正対策ソリューション「ASUKA」を提供(アクル)
BtoCもBtoBも。クレジットカード決済を導入するならSBIグループのゼウスへ。豊富な実績と高セキュリティなシステムで貴社をサポートいたします。(ゼウス)
TOPPANの決済ソリューションをご紹介
豊富なPCI P2PE認定実績と高度な暗号化技術で、安心・安全な決済サー ビスを提供します(ルミーズ)
ポータブル決済端末、オールインワン決済端末、スマート決済端末、新しい決済端末3製品をリリースしました(飛天ジャパン)
「お金の流れを、もっと円(まる)く」決済ゲートウェイ事業のパイオニアとして、強固なシステムでキャッシュレス決済を次のステップへと推進します。(ネットスターズ)

国内最大級のクレジットカード情報データベース(アイティーナビ)

複数店舗・施設をつなぐ、柔軟なポイント管理システム「VALUE GATE」(トリニティ)

Spayd スマートフォン、タブレットがクレジット決済端末に!(USEN FinTech)

メタルカードのトップサプライヤーが提供する高意匠性のカード(KONAジャパン)

国内最大級の導入実績を誇る決済代行事業者(GMOペイメントゲートウェイ)

電子マネー、クレジット、QR・バーコード、共通ポイントなど、多数のキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供(トランザクション・メディア・ネットワークス)
多様な業界のニーズに対応した、さまざまなキャッシュレス・決済関連サービスを提供する総合決済プロバイダー(DGフィナンシャルテクノロジー)
決済業務の完全自動化を実現する「Appian」とクレジット基幹プラットフォームを合わせてご紹介!(エクサ)

DNPキャッシュレス 決済プラットフォームをご紹介(大日本印刷)

PAGE TOP