2011年11月29日8:00
「“キモチ”をチャージして贈る新しいギフトスタイル」を提案
販促商品として位置づけ、キャンペーンを定期的に実施
スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー(PLAZASTYLE)は、プラザ、クオミスト各店、オンラインショップで利用できる「PLAZASTYLE GIFT CARD(プラザスタイル ギフトカード)」を発行している。発行から5年が経過したが、「“キモチ”をチャージして贈る新しいギフトスタイル」としてすっかり定着した。
スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー
キャラクターのカードが人気
利用者の入金額は1,000円が多い
「PLAZASTYLE GIFT CARD(プラザスタイル ギフトカード)」は、プラスチックタイプのギフトカードとなっており、POSレジを利用して利用者の購入時にカードへのチャージを行っている。カード券面は、赤が基調のベーシックタイプ(PLAZAの「P」モチーフデザイン)に加え、「Suzy’s Zoo(スージー・ズー)」のキャラクター、計3種類のラインアップを揃えている。また、贈呈用に専用のギフトケースも用意した。購入者は、1枚につき、1,000円から5万円まで、1,000円単位で入金が可能だ。有効期限は、最終のチャージ、残高確認、カード使用の買い物から3年間と、利用者の利便性を考えて長めに設定している。
発行から約5年が経過したが、同社では重要な販促商品として位置づけており、「ギフトカードをプレゼントされた人の来店促進など、成果としては着実に上がっている」とスタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー 販促宣伝部 販促宣伝三課課長 正木善和氏は笑顔を見せる。キャラクターのカードが人気を博しており、カード購入者の年齢層は、30代半ばの女性が多い。購入者の多くがギフトとして、家族や友人などにプレゼントしており、同社としてもギフト需要を喚起する商品として活用している。
「例えば、プレゼントの商品に何をお贈りしたらいいのかわからない方もいらっしゃいます。輸入雑貨店であるプラザでは、バラエティの一環としてギフトカードを捉えていますが、1,000円をご入金される方が多く見受けられます。低単価商品も多いので、気軽にチャージしてお買い物されているようです」(正木氏)
クリスマスと連動したキャンペーンを展開
人気のステッカーを使ったギフトカードデザインコンペを実施
プラザスタイルでは、同カードを活用したキャンペーンも実施。例えば、2009~2010年のクリスマスキャンペーンでは、ギフトケースをストッキングやギフトバッグの形にしてギフト性を高める企画を行ったが、反響が良かったため、今後も新たな企画を行う方針である。
また、2011年11月1日~11月20日まで、MRS.GROSSMAN’Sのステッカーを使ったギフトカードのデザインを募集した。応募作品は、プラザスタイルとグロスマン社にて5作品を選考し、12月上旬(予定)からWebサイトにて投票を行い、採用作品を決定する。採用された作品は、2012年1月以降に、ギフトカードのデザインとして店頭に並ぶことになる。
ローソンでのカード販売をスタート
CRMの活用なども検討中
新たな取り組みとして、コンビニエンスストアのローソン店舗でもプラザスタイル ギフトカードの販売を開始した。スタートから間もないが、他店舗でギフトカードを販売することにより、外部でのプロモーションやプラザなどへの送客が期待できるため、「ギフトカードモールの成長をみながらローソン以外の店舗での販売も検討していきたいです」と正木氏は話す。
今後は、CRMなどへの活用も検討していく方針。同社ではASP事業者の凸版印刷/富士通エフ・アイ・ピーなどと相談しながら、カードの新たな活用について考えていきたいとしている。