2011年11月25日8:30
サーバで残高を管理するギフト・プリペイドカードの活用シーンが着実に広がっている。店舗における電子マネー的な活用はもちろん、グルメカード、劇場チケット、福利厚生、セキュリティソフトの購入など、さまざまなシーンで利用されるようになった。また、利用シーンの拡大とともに、GMS、コンビニエンスストア、家電量販店、インターネットなど、販路も順調に増え続けている。本特集では、すそ野が広がるギフト・プリペイドカードについて、発行会社や販路の最新動向をフォーカスする。
●ギフトカードモール
■事例①
「贈る一休」内のギフトカードモール「一休 Select Card」をオープン
厳選した店舗のカードを販売し、ブランディングや囲い込みを支援
~一休
■事例②
POSA技術によるプリペイドカードの販売を開始
ゴンドラ(陳列棚)に大きな什器を設置して展開
スリーエフ
●自社発行カード
■事例①
「“キモチ”をチャージして贈る新しいギフトスタイル」を提案
販促商品として位置づけ、キャンペーンを定期的に実施
~スタイリングライフ・ホールディングス プラザスタイル カンパニー
■事例②
ハウス電子マネー「miyoca」で顧客囲い込みを狙う
イズミヤへの来店回数や決済単価の向上で着実な成果を上げる
~イズミヤカード
■事例③
「Zoff Gift Card」でメガネのプレゼントをスマートに
贈られた側は好きなフレームやレンズと交換
~インターメスティック
■事例④
ギフト・プリペイドカードで、贈答マーケットの新たな需要創造を図る
第一弾として好みの産直商品を選べる「築地市場グルメカード」を発行
~伊藤忠食品
■事例⑤
ポイント機能付きプリペイドカード「サブクラブカード」を発行
販促への活用やメール配信により顧客の来店頻度を高め、囲い込みを狙う
~日本サブウェイ
■事例⑥
プリペイド機能付きポイントカード「トレッサスタイルカード」を発行
マーケティング活動にも力を入れ、テナント店舗の売上アップに貢献へ
トヨタオートモールクリエイト(トレッサ横浜)
●2011年、ギフトカードモールが多数登場
プリペイドの他店舗販売を行う大手流通企業が急拡大
導入店舗の売り上げも2~3倍になり、2012年以降は普及期に突入
~インコム・ジャパン
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