2011年11月29日18:30
仙台銀行とユーシーカード(UCカード)は、従来からクレジットカード業務で提携しているが、2011年12月1日から、キャッシュカードとクレジットカードが1つになった「仙銀キャッシュ・クレジットカード」を発行することで合意したと発表した。
今回発行する仙銀キャッシュ・クレジットカードは、カードのIC化に対応しており、取引の安全性を高めている。また、カード券面は、仙台藩祖である伊達政宗公の兜の「金色の細い月型の前立等」をモチーフとしたデザインとなっている。年会費は、一般会員が1,312円(税込)、ゴールド会員が1万500円。家族カードは、一般会員が420円(税込)、家族会員が無料となる。国際ブランドは、Visa、MasterCardから選択が可能だ。
仙台銀行は、これまでも地域に密着した金融機関として、リテール業務に注力し、独自の金融商品やサービスを提供してきたが、これまでUCカードがブラザーズカンパニー展開・運営の中で培った豊富なノウハウとシステムを高く評価、仙台銀行のリテール戦略のさらなる強化につながるものと判断し、今回の合意に至った。
UCカードは、宮城県を中心に強固な顧客基盤を持つ仙台銀行との業務提携により、UCカードグループのさらなるマーケットシェア拡大、総合営業力強化を図っていきたいとしている。