2011年12月11日9:00
全米のスターバックス6,800店にモバイル決済システムを提供しているmFoundryに、MasterCardが出資することになった。
スタバのモバイル決済はスマートフォンに表示されるバーコードをPOSで読取るというもの。MasterCardはモバイル決済ではPayPassによるNFCを推進しようとしているが、なぜmFoundryを選んだのか。
mFoundryはスタバ以外の金融機関にもモバイルバンキングサービスを提供しているからである。米国では560行を超える金融機関と契約している。
飲食や小売ネットのみならず、金融機関との関係など、mFoundryはモバイル決済に関する有益な資産を保有している。
このプラットフォームを活用して、モバイル決済で優位な地位に立ちたいとMasterCardは考えた。モバイル決済が熱い。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。