2012年1月28日9:00
親は子供が小遣いをどうつかっているか、ムダ遣いをしていないか、気になるもの。そんな親の不安を解消するサービスとして、プリペイドカードを発行している会社がある。
米ビルマイピアレンツ(BillMyParents)は親と子供にプリペイドカードを発行。子供のプリペイドへのチャージ、子供の利用状況モニタリング、子供の使い過ぎアラートなどのサービスを提供している。
ビルマイピアレンツはサービスインしてから、わずか1年弱で100万件を超えるカード利用通知を送付した。会員数は公表していないが、ひとつのマイルストーンをクリアしたことになる。親にとって、このサービスは安心なのだろう。
カードが利用されるたびに、親と子供に利用通知メールが届く。使い過ぎと感じれば、親は子供のプリペイド口座をロックできる。
サービスのコンセプトが美しい。単に子供の金銭教育というだけではなく、カード利用を通じて親と子供の会話を促進しようという狙いもある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。