2012年1月30日13:15
公益法人八丈町商工会と一般社団法人八丈島観光協会、電子マネー「Edy」を運営する楽天グループのビットワレットは連携し、八丈島の小売・宿泊業へ積極的にEdyを導入することを決定したと発表した。Edy導入の目的は、「進化する電子マネーを通じた地域の活性化」「地域貨幣としてEdyを流通させキャッシュレス化」「マイルや各種ポイントを軸にした施策の実施と観光産業のPR」となる。
八丈島には小額決済と親和性の高い小売店や宿泊施設などが、約300店舗ある(2012年1月末時点)。現在、Edy加盟店は8店舗(スーパー2、空港売店4、飲食1、ガソリンスタンド1)存在するが、今回新たに21店舗(スーパー1、小売業9、飲食店2、宿泊施設4、ガソリンスタンド1、交通系1、ドラッグストア2、工事・設備関連1)へ導入し、29店舗でEdy利用が可能となる。
八丈島は、観光産業が中心の人口約8,000人の島となり、地理的な要因からマイルを貯めて飛行機で旅行を楽しむユーザーが多いのが特徴だ。EdyはANAのマイルや楽天スーパーポイントなど各種ポイントを貯めるサービスを提供していることからも、ユーザーは八丈島でEdyを利用すると、上手にマイルや各種ポイントを貯めることができるという。今後、3者は、Edyを普及させることで地域活性化に努め、Edyが八丈島の地域貨幣となることを目指す。