2012年2月6日14:20
ネットプロテクションズは、StrapyaNextと業務提携し、2012年2月6日から、ネットプロテクションズが提供する決済サービス「NP後払い」をASP受注管理サービス「ネクストエンジン」においてシステム連携すると発表した。同システム連携により、ネットショップ運営者は後払い決済を開発コストなく導入でき、利用時の運用負荷も削減されるという。なお、後払い決済に対応し、かつバックオフィス機能を一元管理できるシステム連携は両社にとって初の試みとなる。
昨今、クレジットカード情報の漏えい懸念や代引き決済の不便さなどから、ネットショッピング利用者の22.2%が、ライフスタイルにあったタイミングに現金で決済できる「コンビニ後払い」を希望しているという。一方で、ネットショップ運営者としては利用者の決済に関するニーズを感じながらも、後払いにともなう商品代金を回収できないリスクの発生や、決済の導入にかかる運用負荷の増加から導入を見送るケースが散見されていたそうだ。そこで、ネットショップの利用者・運営者双方のニーズに応えるためにNP後払いをネクストエンジンにシステム連携するに至った。
両システムの連携より、ネットショップ運営者は各々でシステムを開発することなく、後払い決済を導入できるようになる。また、利用する管理画面もネクストエンジンのみとなり運用の手間を増やさずにネットショッピング利用者に後払いを提供することが可能となる。従来は、各ネットショップの基幹システムとネットプロテクションズの与信システムを連携することでNP後払いの自動化が可能となったが、StrapyaNextのネクストエンジンとネットプロテクションズの与信システムを直接連携させることで、ネクストエンジンを利用する4,000サイトのすべてのネットショップがNP後払いを利用できるようになった。