2012年2月7日19:42
NTTコムウェアとイデアクロスは、業務提携により、イデアクロスが提供するECサイト構築ソリューション「Allin1 Office(オールインワン オフィス)」に、NTTコムウェアが提供する請求書発行不要のコンビニ決済「スマート ピット」を標準機能として搭載し、2012年2月7日から正式に対応したと発表した。
イデアクロスのAllin1 Officeは、同社が自社で開発したEC構築ソリューションで、ネットショップや企業に必要な管理システムが構築できるという。ネットショップに必要なカート機能も提供しており、ネットショップの構築だけでなく企業に必要な社内システムまですべてを構築することが可能だ。
一方、NTTコムウェアのスマート ピットは、スマートピット番号を利用してコンビニでの支払いができるコンビニ決済サービスである。利用者がネットショップなどを利用する際に「スマートピット支払い」を選択すると、スマートピット番号の記載されたスマートピットシートが利用者宛てにメールで届く。利用者は商品購入の際にあらかじめ支払うコンビニを指定する必要がなく、スマートピットシートをプリントアウトすることで、全国のコンビニ約2万5,000カ所で代金を支払うことが可能だ。
今回、Allin1 Officeのカート機能に、スマート ピットを決済標準機能として搭載したことによりネットショップ運営者は、管理画面からスマート ピットを選択するだけで、コンビニ決済が導入できる。NTTコムウェアとイデアクロスは、スマート ピットとAllin1 Officeの連携により、相互の加入企業数の増加を見込む。