2012年2月24日9:00
Citiグループはタブレットに力をいれている。自社のタブレットアプリケーションは、すべて自前。しかも、WebやMobileアプリとは別セクションで開発している。
ビデオレッスンや取引のビジュアル化、個人金銭管理、カード利用状況をグラフやチャートで可視化できるようにしている。
スマートフォンより画面が大きいので、これらのサービスを利用するのはiPadのほうが便利。
タブレットサービスを2011年央に開始して以来、iPhoneの2倍以上もiPadのアプリが利用されているという。
タブレットバンキングのセッションの77%は、3倍以上の時間を利用。すべてのセッションで平均4.44画面をみている。
画面の見やすさが好調の原因。指先一本でインタラクティブにチャートやグラフなどと対話できる。味気のないテキストデータではなく、リッチな画像やアイコンと連携することが可能だ。
シティの個人金融ツールはWebではなく、タブレットにシフトするようだ。現在はiPadだけだが、Androidタブレットも利用できるようにする。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。