2012年2月27日8:30
決済代行事業者のGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、2012年3月26日から、GMO-PGのSaaS型「PGマルチペイメントサービス」において、新たな決済手段として「auかんたん決済」を提供開始すると発表した。また、2012年3月末から、GMO-PGが協業し提供する、ロックオンのオープンソースECサイト構築システム「EC-CUBE」の公式決済サービス「EC-CUBEペイメント」においても、auかんたん決済を追加する。
auかんたん決済は、KDDIが提供するauのスマートフォンやPCなどで購入したデジタルコンテンツ・ショッピングなどの代金を月々の携帯料金と合算して支払いできるサービスである。au携帯電話契約者が利用可能なキャリア決済のため、導入するEC事業者は、クレジットカード決済を利用していないユーザーも取り込むことが可能となる。
GMO-PGのPGマルチペイメントサービスは、クレジットカードをはじめコンビニ収納・電子マネーなどさまざまな決済手段を一括して提供する、決済フレームワークをベースとしたSaaS型サービスである。EC事業者は必要な決済手段を選択していつでも導入・追加でき、1つのWeb画面で全決済を処理・管理できるため、auかんたん決済も、他の決済手段と同様に導入、運用することができるという。
また、EC-CUBEペイメントは、GMO-PGがロックオンとの協業により提供しているEC-CUBEの公式決済サービス。すでに750店舗以上のEC事業者の利用実績があり、クレジットカード・コンビニ収納・電子マネー等の多様な決済手段、および2クリック決済や管理画面連携などの機能を有している。EC-CUBEペイメントを利用するEC事業者は、多様な決済手段とauかんたん決済を一括で導入でき、開発の手間を節約しながらEC構築をすることが可能となる。