2012年5月10日12:14
イオンは、2012年5月11日から、東北への復興支援に全国の利用者が参加可能な電子マネー「東北復興支援WAON」を全国のイオングループの総合スーパー「イオン」や食品スーパー「マックスバリュ」など約1,200店舗で発売すると発表した。
東北復興支援WAONは、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北の未来を担う子どもたちを支援する活動に役立ててもらうことを目的としている。同カードは全国のWAON加盟店で利用でき、利用金額の一部を岩手県・宮城県・福島県の被災した子どもたちの生活支援、就学支援のための基金に各県ごとに寄付するという。
WAONは現在、全国約14万2,000箇所で利用可能だ。また、利用された金額の一部が地域への貢献につながる“ご当地WAON”も、現在、全国あわせて69 種発行されており、2011年度の寄付総額は5,000万円を超えた。
イオンは、甚大な被害をもたらした東日本大震災に際し、物資の支援や顧客から寄せられた募金、従業員による募金およびグループ各社からの拠出金を合わせ、被災地へ総額50億円を超える支援を行ったという。さらに、被災地の復興に向けたさまざまな活動を総合的に推進するため、2012年に新たに「イオン東北代表」やGMS(総合スーパー)「イオン」を運営するイオンリテールに「東北エリア強化推進担当」を配置している。