2012年5月19日9:00
MasterCardのNFC非接触決済ソリューションはPayPassだが、このPayPassを進化させたPayPassウォレットサービスを発表した。
スマートフォンやタブレットの普及によって、O2O決済が進展する。これを見越してPayPassウォレットを開発した。
PayPassウォレットサービスは3つの要素で構成される。PayPassのアクセプタンスネットワーク、PayPassウォレット、そしてPayPassAPIである。
MasterCardでは2012年第3四半期からPayPassウォレットサービスを開始する。当初は米国、カナダ、英国、豪州でスタートし、順次世界に拡大していく。参加金融機関は、シティバンク、コモンウェルスバンク、フィフスサード、ICBA、ウェストパックなど18社である。
スマートフォンを使ったモバイルウォレット競争はますます熾烈になってきた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。