2012年7月7日9:00
調査会社のヤンキーグループによると、世界のモバイル決済取扱高は2014年までに1兆ドルになると予測している。2010年には1,620億ドルだった。
しかし米国ではモバイル決済をしているシーンをみるのはまれである。Googleウォレット利用者はほとんどいないという。
IDCの調査によると、オフライン実店舗でモバイル決済したことがある人は20%と少ない。NFC非接触決済を利用する人は2012年に2%を予測しているが、そこまで伸びるかどうか疑問だ。
それでも米国のマーケターは、モバイル決済分野でのマーケティングは今後大きな目玉になると期待している。決済とリンクするマーケティングは効果測定が可能だからだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。