2012年9月9日9:00
2012年の上半期が終わり、米クレジットカード会社が中間期の決算を発表し終えた。
米クレジットカードの取扱高で上半期トップとなったのはAmexで2,771億ドルだった。前年同期比10.7%の伸びである。リボルビング残高は846億ドルで第4位だった。
取扱高2位はJPモルガンチェイスで2,159億ドル。前年同期比13.0%の伸びだった。残高ではチェイスが上半期トップで1,236億ドルだが、前年同期比マイナスの0.6%となっている。
取扱高3位はバンクオブアメリカで1,314億ドルで、前年同期比0.6%とわずかな伸びだった。残高は1,051億ドルで第2位だが、マイナス8.0%だった。
残高で3位はシティグループで883億ドル、マイナス2.6%。取扱高は第4位で985億ドルだった。
トッププレイヤーの取扱高は好調だが、残高は減少傾向がつづいている。だが、ここにきてリボルビング残高を増やそうという気運が高まっている。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。