2012年9月11日16:52
NTTドコモとリンク・プロセシングは、ドコモのAndroid OSを搭載したスマートフォンやタブレットの利用拡大を目指し、法人企業がクレジットカードやポイントカード、プリペイドカードの決済や領収証発行などができる、リンク・プロセシングの決済ソリューションを協力して販売、推進していくことに合意をしたと発表した。また、両社は資本提携についても合意をしており、法人向けのスマートフォンやタブレットを活用した決済ソリューションの提供について一層推進していく。
今回のソリューションはスマートフォンやタブレットを活用したモバイル決済ソリューションとなる。持ち運びに便利で簡易に取り扱いができるため、接客を重視する飲食店やホテルでは、レジカウンター以外でも対面決済が可能となる。また百貨店やスーパー、商店街などでは従来よりも簡単にポイントカードやプリペイドカードの発行や決済ができるようになるという。さらに領収証を発行するソリューションとしても利用できるため、百貨店や銀行、生損保などでの外交員の業務改善や管理コスト軽減を促進するという。
今後、両社は銀聯カードや電子マネー、デビットカードでの決済など、多様な機能の開発を進めていく。また、スマートフォンやタブレットによるCRMやクラウドPOSなど業務システムとの連携が容易となるツールを提供することでさまざまな法人企業向けソリューションを提供していく方針だ。