2012年10月31日9:00
2011年に世界中で決済された非現金(キャッシュレス)取引きのうち、なんと3分の1がデビットカードだった。調査したのはコンサルティング会社のキャップジェミニで、RBSとEfmaの依頼を受けて実施した。
デビットカードはクレジットカードを抜いて、取扱件数も取扱高でも拡大している。2011年のデビットカード取扱件数の伸びは15.2%だった。
デビットカードが成長を続けているのは、審査不要で、だれでも簡単にもつことができるから。そして現金より安全で、クリーンだからである。
先進国でデビットカードは、日常生活に欠かせないものになっている。日本は決済分野では開発途上国なのだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。