2012年11月1日9:00
iPhoneの新アプリケーションとして登場したパスブックで成果がつぎつぎに報告されている。
北米でクーポンビジネスを展開するバルパック(Valpak)は、パスブックにクーポンを格納できるようにすることで、2万枚のクーポンがロードされたという。
10月初旬からスタートして、わずか半月で2万枚を達成した。電子クーポンとパスブックの相性はとてもいい。簡単に格納できるモバイルウォレットは、広告媒体としての価値が高い。
バルパックのアプリケーションをダウンロード。特典ページをスクロールして、パスブックに選択したクーポンを追加する。クーポンが使えるショップでは、パスブックがQRコードを表示してくれる。
バルパックの左コーナーのボタンをタップすれば、パスブックに追加される。お気に入りに登録したり、E-mailやTwitter、Facebookでシェアすることも可能だ。
クーポンは位置情報と連動して、そのショップに近づくとポップアップする。ショップの住所や電話番号などの情報を確認し、クーポンを使う。クーポンはパスブックに何枚も格納できるから便利だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。