2012年10月26日15:02
ゼウスとネットアライブは、NFC・銀聯・クレジットカード決済処理に対応した、据置・モバイル併用型決済処理端末「VEGA5000」の提供を開始すると発表した。両社では、同取り組みにより、初年度3,000台の導入を目指す。
VEGA5000は3G回線と有線LANでの接続が可能な決済端末で、宅配など出先での決済の利用から、店舗内の決済まで対応している。 対応カードブランドは、JCB、Visa、MasterCard、American Express、Dinersに加え、銀聯カードの利用も可能だ。 また、非接触カードリーダとしてNFC(FeliCa/ TypeA/ B)にも対応しているため、O2O連動型課金(ポイント管理、顧客、業務管理等)にもオプションで活用できるという。
なお、VEGA5000 は、台湾のCastles Technology社が提供する「EFT-POS」で、ネットアライブが同社と販売・開発でパートナーシップを締結の上、開発を行ったことにより実現したものである。 同端末は、PIN入力装置の国政セキュリティ基準であるPCI PTS(旧PCI PED)、EMV LEVEL1,2を取得している。また、ゼウスクレジットカード決済センターでは、2004年8月から、「VISA AIS」に参加。その後、2007年にPCIDSS Version1.0に完全準拠し、現在は最新の2.0に対応している。