2012年12月18日9:00
スマートフォンを活用したカード決済端末ビジネスは、多様化している。どこでも使えるものから、特定の業種業態に絞ったものまでさまざまだ。
米NCRはレストラン向けのチェックアウトサービスをはじめた。カードリーダを使わないセルフチェックアウトが特徴。
NCRのアロハPOSと連動し、クラウドから顧客のスマートフォンに注文画面やチェックアウト画面を送信する。NFC非接触決済のための端末を用意する必要がなく、カードリーダもいらない。
顧客は自分のスマートフォンで注文し、チップを加えて決済する。わざわざレジにならぶ必要がなく、カードをウェイトスタッフにわたさなくていい。
ソーシャルメディアで体験をシェアしたり、メニューやサービスを10段階で評価したりできる。
レストラン向けのソリューションとしては、NCRのほかに、タブドアウトやリベルなどがある。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。