2013年1月26日9:00
米国ではコネティカット州の小学校でおきた銃乱射事件をきっかけに、銃規制強化や銃犯罪撲滅運動が盛りあがっている。ニューヨーク州では、銃規制強化法が全米の先頭をきって成立した。
弾倉に装填できる弾丸は10発から7発に制限。インターネットでの火器の売買も禁止。個人間での売買にも厳重な本人確認が要求される。
銃規制強化の波で、新たな波紋が広がった。クレジットカードやデビットカードで銃を買えるかどうかという問題だ。バンクオブアメリカがカードでの拳銃や武器の購入を制限した、といううわさが流れたのだ。
女性がコールセンターに電話をし、カードでの購入制限について確認したところ「そのとおり」という回答がかえってきた。だが、ちがうオペレーターは「そんなことはない」と回答している。
結局、バンクオブアメリカは現在制限をかけていないことがわかった。消費者のなかにはカードでの購入制限をしてほしいという人もいるようだ。カードの特徴のひとつに、加盟店の業種コードで制限をかけられることがある。この機能を使えば、銃撲滅運動にカードが貢献するだろう。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。