2013年2月13日14:20
日立ソリューションズは、各種施設やECサイトなどで電子マネー「楽天Edy」による決済を実現する「楽天Edy決済ASPサービス」をスマートフォン(Android)に対応し、2013年2月14日からサービスの提供を開始すると発表した。
楽天Edy決済ASPサービスは、各種施設やECサイトなどに楽天Edy決済を導入する際に必要な機能をSaaS型で提供するサービスとなる。 同サービスは、これまで楽天Edyカードと「おサイフケータイ」付き携帯電話に対応してきたが、今回、スマートフォン(Android)に対応することにより、利便性が向上するという。併せて、おサイフケータイ機能付き携帯電話での決済手順を簡略化している。従来、おサイフケータイ機能付き携帯電話での決済は、商品を選択した後、「決済開始メール」を受信することで楽天Edyアプリが起動し、決済を実行する手続きを踏まないと完了しなかったが、「Mobile Edy Direct」方式に対応したことにより、メールを送受信することなく、支払いサイトから直接、楽天Edy決済を行うことが可能となった。
これにより、手続きの煩雑さのために途中で決済を中断されることが少なくなり、利用拡大につながると同社では期待している。
また、同サービスはSaaS型サービスのため、各種施設やECサイトが個別に楽天Edyと契約し楽天Edy決済システムを構築することなく、楽天Edy決済から現金化までの仕組みを、短期間・低コストで導入することが可能であるという。価格は、月額基本料が1万500円、月額利用料が物販で決済取引の5%(最低手数料=21円)、デジタルコンテンツで決済取引の7%(最低手数料=21円)となる。また、初期導入費5万2,500円が必要となっている。