2013年4月23日20:06
JR東日本ウォータービジネスは、エキナカ自販機“acure(アキュア)”専用の会員制度「acureメンバーズ」を発足すると発表した。
JR東日本ウォータービジネスによると、自販機POS分析等の結果、エキナカ自販機では、ロケーション特性から衝動買い需要に応える一方、エキナカ自販機ならではの価値を感じ、繰り返し購入しているロイヤルカスタマーも存在することが分かったそうだ。そこで会員制度を発足し、顧客とのダイレクトコミュニケーションを行い、顧客ニーズ把握による顧客満足度向上を図ることで、ロイヤルカスタマーの拡大を目指す。
acureメンバーズは、acureでの購買による特典付与、さらにダイレクトコミュニケーションにより顧客満足度を向上させ、ロイヤルカスタマーの育成を目指す。
具体的には、昨年度まで展開してきた「自販機キャンペーン」を会員サービスの一環と位置づけ、「acureメンバーズ集めてチャレンジキャンペーン」を実施(第1弾5月24日開始)。新たに交通系電子マネー利用による購入を条件として展開することでキャンペーンへの参加障壁を低減するという。期間中に交通系電子マネーを利用して対象商品を購入した人へ「acureポイント」を付与。利用者は、蓄積したポイントを利用して賞品抽選に参加可能だ。
また、会員に対して、メールでacureに関する最新情報を随時配信。新商品の発売情報やキャンペーンの詳細情報を配信する予定となっている。
さらに、次世代自販機における会員専用の画面・サービス企画を予定し、デジタルサイネージや交通系電子マネー利用を最大限活用することにより、商品購入も促進していく。また、会員対象のアンケートやグループインタビューを企画し、意見を収集することで、顧客満足度向上および、acureメンバーズ独自の価値の創出を目指す。
なお、利用できる交通系電子マネーは、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCAとなっている。