2013年5月12日9:00
PayPalはディスカバーと提携し、地上か名店の開拓を推進しているが、小売流通最大手のウォルマートがPayPal拒否を打ちだした。
理由は、既存の決済があるなかでPayPalを導入する意味がないというもの。コストが高く、いままで以上にオペレーションが複雑になるという。
PayPalはすでにノードストロムやバーガーキング、セフォラなどの大手加盟店と契約しているが、ウォルマートはPayPalの行く手に立ちふさがったカタチだ。
オンラインでは、アマゾンもPayPalを受付けていない。ウォルマートやアマゾンは独自の決済手段を提供している。ウォルマートの本音はデータ所有。PayPalにウォルマート客の利用情報をわたしたくないというのが本音のようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。