日系企業初、ミャンマーでクレジット事業開始(イオンフィナンシャルサービス)

2013年7月10日21:34

イオンフィナンシャルサービスは、ミャンマー連邦共和国のヤンゴンに現地法人を設立し、マイクロファイナンス監督機構からライセンスを取得し、クレジット事業を開始したと発表した。ミャンマーでは日系企業として初の個人向けクレジット事業開始となる。

同社は1987年に香港で事業を開始。現在までに香港、タイ、マレーシア、台湾、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジア、インドなどのアジア各国で事業を展開している。2013年3月期において、海外事業におけるカード会員数は961万人、同社連結業績に占める海外事業の営業収益構成比は30%、営業利益構成比は40%を超えている。

ミャンマーでは、2012年9月に駐在員事務所を設置し、クレジット事業の開始に向けた市場調査ならびに準備を進めてきた。ミャンマーは、6,000万人の人口を擁し、民主化、経済改革の進展に伴い、今後も経済発展が予想され、個人消費の拡大およびクレジットニーズも高まると考えられる。

同社では、流通系クレジット会社の強みを生かし、現地の家電・家具を中心とした加盟店において事業を開始し、多様な決済手段を提供することで現地の顧客の利便性向上に努めていきたいとしている。

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