2013年8月26日9:06
決済代行事業者のJ-Paymentは、「Payment Data Optimization(決済データの最適化:PDO)」を提唱し、決済処理に加え、顧客データや決済データを活用し、店舗の収益向上に活用できる決済プラットフォーム「PayDO」の提供を開始した。
「PayDO」とは決済処理だけではなく、顧客データや決済データを活用し、店舗の収益を上げる手助けをする決済プラットフォームとなる。決済機能の拡張を進め、決済データを最大限有効活用することによる売り上げ向上の実現、決済データと顧客データを一元管理することで管理・分析が可能となる仕組みの構築、CRMツールやその他データの活用を可能とするシステム連携という3つの取り組みにより、顧客の売上向上に貢献するという。
具体的には、まず、顧客リピート率向上に役立てることができ、事業者側で手軽に導入可能な「リンク方式ワンタッチ課金」を提供する。また、情報入力画面のカスタマイズの幅を広げ、管理できる顧客データの拡張が可能となる「顧客データベース拡張機能」を提供する。さらに、定期販売の顧客管理に便利な「自動継続課金システム」と「データベース拡張機能」の連携を実現するそうだ。加えて、他のEC関連ツールとのモジュールおよびAPIによる連携強化を実現する。
サービス提供価格は、初期が10万円から、月額5万円からとなる。J-Paymentでは、決済関連のデータ決済処理だけに決済データを使うのではなく、 顧客データと組み合わせて売上向上やコスト削減につなげることがこれからのEC業界では重要になると考え、 PDOの概念を掲げ、すべてのEC事業者がPDOを実行し、売上を上げることが出来るように取り組んでいきたいとしている。