2013年11月8日8:36
Showcase Gigは、同社が提供する、モバイルウォレットサービス「O:der(オーダー)」のAndroid版の提供を開始したと発表した。新たにアプリ上から迅速な注文・時間指定受取・決済までが可能となる「スピードオーダー」機能も追加した。
O:derは、スマートデバイスを活用することにより、最小限のコストで本格的なデジタルCRMを実現する決済機能も備えたモバイルウォレットサービスとしてリリースした。導入店舗は、専用端末の購入や、POSシステムの改修などの開発・投資を必要とせずに、スマートフォンやタブレット等を用意するだけで、集客・リピート客獲得などを実現可能だ。すでに導入店舗の中には、初回利用者の2回目の利用率が70%を超えるところもあるそうだ。
顧客は、事前にO:derを通じて商品の受け取り時間を指定し、クレジットカードによる決済までを済ませておくことで、スピーディな受け取りが可能になる。店舗はアプリ上からの通知だけでなく、電話での自動通知を選択することも可能だ。 また、店舗向けのアプリも動作速度が向上。テスト期間における要望を受け、管理画面も直感的で使いやすくなったそうだ。
現在、O:der が利用可能な店舗は、FIAT CAFFÉ、青山Indigo、THE BURGER STAND FELLOWS、Sky High、Glamorous、Cafe&Bar FAB、CURRY FREAKの7店舗。また、11月中旬にthe 3rd Burger、WEEKEND BRUNCH、HOLLYWOOD BURGER、GOBLIN.PARK、BRIMMER BEER BOX、POMMES PROST、ARIA Bar&Grillでサービスをスタートする予定となっており、今年中に50 店舗まで拡大する予定だ。
なお、決済については、ロイヤリティマーケティングの提供する決済サービス「QCS」と連携している。また、VisaとMasterCardのクレジットカードを利用可能となっている。