2014年1月17日13:58
日本では、「楽天スマートペイ」「Square」「PayPal Here」といったイヤフォンジャックタイプのスマートフォン決済ソリューションが話題となっているが、インドの「Ezetap」は磁気カード決済に加え、接触ICカードおよびPIN入力が可能な決済ソリューションとなっている。すでに国内の企業とも商談が行われているという同サービスについて、Ezetap Mobile Solutions Pvt.ltd. CTO&Co-Founder Bhaktha Keshavachar氏に話を聞いた。
――まずは貴社についてお聞かせください。
Bhaktha Keshavachar:弊社はインドの会社で端末はインドで製造しています。ローンチもインドで行われました。2014年は他の市場で売っていこうと考えています。すでに日本の会社と商談を行っています。
――日本や米国では、磁気ストライプベースのイヤフォンジャック型の決済ソリューションが話題となっています。
Bhaktha Keshavachar:弊社の製品の方が優れていると思います。まず、EMVの接触ICカードに対応しています。また、小さいのでポケットの中に入れて持ち運ぶことが可能です。
――ターゲット市場についてはいかがでしょうか?
Bhaktha Keshavachar:すでに、スリランカや日本、インドネシア、アフリカ(ケニア)、中東(ドバイなど)で商談が進んでいます。まだ認証作業が残っていますが、このように小さくて軽く、安価な端末はありません。価格は60$以下で提供可能です。1年後に軌道に乗るように展開していきたいです。
※取材は「CARTES 2013」会場にて